こんにちは。MacroWacro(@MWacro)です。
IoTをやるのにあたり切っても切り離せないものがあります。
そう。それは、、、
LEDです!
必ずと言っていいほどIoTにはこのLEDを使用します。
よくテレビなどでもLEDを取り上げられることが多くなりましたが、LEDをまだ良くわかっていない人も多いはずかと思います。
ということで今回は、こちらのLEDについてわかりやすく簡単にご紹介したいと思います!
1.LEDとは?
LEDとは日本名で「発光ダイオード」と呼ばれます。
LEDは英語名で「Light Emitting Diode」と呼ばれるので、その単語の頭文字をとってLEDと呼ばれるようになりました。
LED開発の歴史
簡単にLED開発の歴史をご紹介したいと思います。
1962年:ニック・ホロニアックさんにより発明されたが、発明当時は赤色LEDのみだった。
1986年:赤崎勇と天野浩により、青色LEDの発光結晶となる窒化ガリウムが世界で初めて制作され、つづいて1989年にはpn接合青色LEDが発明された。豊田合成と日亜化学工業の2社が青色LEDの工業化を目指した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E5%85%89%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%89
1993年:NTT物性科学基礎研究所の松岡隆志によって生み出された発光物質の窒化インジウムガリウムを使用した実用的な高輝度青LEDが日亜化学工業により製品化された。この発明によって、中村修二が2014年にノーベル物理学賞を受賞した。
もう発明されてから半世紀以上経つんですね。
登場順に並べると赤、緑色、青で登場しております。
青色発光ダイオードは一時有名になりましたが、改めて意識するとよく見る青色のLEDは意外と最近実用化されたものということに衝撃を受けますね。
さらに世界で主流となっている青色LEDは、実は日本で発明されたということにさらに衝撃を受けます。
最近では家の照明でもLEDの照明が主流になりつつありますね。電球が珍しくサンプルとしてディスプレイされていたと思ったら、これも電球のガラスの中に細長いLEDが封入されていて、レトロな感じがありながらも省エネと言う物も売られています。
かなり身近なモノとして流通しています。
2.ここがすごいよLED!
① 消費電力が小さいためエネルギー効率が良い
② 人には見えない紫外線や赤外線をほとんど含まないため、光を浴びているモノが劣化しにくい。
③ 寿命が長い。
④LED照明は環境負荷物質(水銀や鉛など)を含まない。
今までよく使われてきた蛍光灯や白熱電球などと比較すると、かなりエコで新時代を担う照明です!
実際に灯りをつけたLED電球などを触ってみるとわかるのですが、白熱電球などが火傷しそうなぐらい熱を帯びるのに対して、LED電球はそこまで熱くなりません。なので、火事になるリスクを減らすこともできますね。
寿命もかなり長いためこれからはどんどんLED電球などに置き換わっていくのではないでしょうか。
3.身近で使われているLED
照明でよく聞くLEDだけど、他にはどんな物に使われているのでしょうか。
身の回りを確認してみましょう!!
・家電の表示部分(可視光LED、7セグ、LEDマトリックス)
・テレビのバックライト(LEDテープ)
・リモコン(赤外線LED)
もうすでに身近なモノの中にLEDは組み込まれているんですね。
実はいま見つけた意外にもこのようなところでも使われています。
・DVDドライブのレーザー(半導体レーザー)
・光ファイバー通信(光通信)
・パソコンのACアダプタ(フォトカプラ)
・水道の自動水流し装置(PSDセンサ)
・ゲームコントローラーのターンテーブル(フォトインタラプタ)
・殺菌灯(UV LED)
etc…..
実は人の目から見えない場所でも色々使われていたりします。LEDから派生する技術がこんなにもあるなんて驚きですね〜!
最後に
こんなに活躍しているLED部品ですが、皆さんはLEDをどのぐらい知っていますか?
「電気を通せば光る照明器具でしょ??」と思っている方も多いかもしれません!
でも実は電気を通せば光る単純な照明ではないのです。。。
次回は意外に仕組みが深いLEDについてご紹介したいと思います!!